黒霧でしこたま酔った

ボ社で新年会。面識のない人も多そうで若干尻込みするところはあったが、本も出していることだし、もうここは堂々としても良いだろうと思い参加した。

 

案の定、輪に入れるんだか入れないんだかみたいな立ち位置だったのだが、それでも行ってよかった。前から一度挨拶したいと思っていた人にも会えたし、年末TLを賑わせたシール事件の顛末も聞けたし、何よりあの場に居合わせた人たちって今のデザイン・映像・編集の最前線にいるメンバーだと思うので、一瞬でもその空気を味わうのは大いに意味のあることであった。

 

人狼のルール、覚えねば。

売りたみが止まらない

昼。

週刊誌に広告を出す打ち合わせをした。

普通あんまりないパターンなのだが、いろいろ協力してくれる人がいて実現できそうな運びになった。仕事ではあるが、仕事抜きでやってくれてる感じ。ありがとうございます。

 

夜。

ラジオのゲスト出演のオファーが来た。全国ネット。

もちろん快諾。すごいな。いいのか俺で。

 

売れるといいなあ。マジでそう思う。

結婚のかたち

著書効果なのかわからないが、フォロワーが1000人超えた。

すごくうれしいのだが、いまどき1000人超えてるのは珍しくもなんともないので、ツイッター上では黙っている。しかしうれしい。

 

ありがとう。

 

久しぶりに「芸人報道」見たら、「新婚さんいらっしゃい」の芸人バージョンみたいな特番をやっていた(コメンテーター6人で一斉に椅子落ちするの、すごい面白かった)。そこに山陽ピッツァというコンビが出ていた。男女のコンビでもう付き合って12年くらいになるので、ついに男(ビースト)がプロポーズしたのだが、そこで女(さっちゃん)が長期に渡って二股かけてたことが発覚。さっちゃんは「でも100%やってたわけじゃない」と弁解。コメンテーター「じゃあ何%?」さっちゃん「98%くらい」全員「やってんのかーい!」(ここで椅子落ち)。

 

超根深い問題だと思われた二股発覚だが、ビーストの「それでも結婚したい」との発言であっさり解決。さっちゃんも「もう別れた」と報告。コメンテーター「でも最後に一回だけとかせがまれて…」さっちゃん「会いました」全員「会ったんかーい!」(ここで椅子落ち)。

 

で、クライマックスになったのは親へ結婚の許しをもらいに行くくだり。オヤジさんは頑固で厳しい人らしく、ただでさえハードル高いのに、そもそもあんまり売れてない状態で許しがもらえるのかと。そんなに揉めることもなく、オヤジさんは泣きながら結婚を承諾するのだが、俺は「でもこれから先、絶対苦労するよなあ。あんまりブレイクもしなさそうだし……」と思ってしまった。

 

ああ、でもそんなこと言ってたらみんな結婚できないのか。

いや、離婚率のこととか考えるとやっぱり甘い考えで結婚しないほうがいいのか。

 

足りないところがあるから結婚する。

足りたところで満を持して結婚する。

言葉だけならどっちでも成り立つような感じだけど、うーん。言葉だけならレトリックで何とでも言えるしな。

 

正解らしい正解はたぶんなくて。どっちのパターンであっても、お互いにそれが腑に落ちるレベルでピンと来るものがあれば、それが最適解なんだろう。

簡単そうで難しそうでやっぱり難しい。

自炊トレンド

去年の夏あたりから「節約せねば」と思い立って、自炊を続けている。

基本的には面倒くさがりなのと、一度おいしいと思ったら飽きるまで繰り返すという性分もあいまって、だいたい作る料理が一定している。同じのをずっと作っているとだんだん慣れてきて手早くできる、みたいなメリットもあるし。

その自炊トレンドを覚えている限り書いてみる。

 

茄子の蒲焼

焼き茄子(より面倒くさくなって先鋭化)

スープカレー(茄子つながり/他の料理と並行しながら昨年末まで長期政権続く)

ポトフ(同じ材料でバリエーションをつけるため)

唐揚げ(鶏肉つながり/今でも時々作る)

キムチ鍋(寒くなってきたので方向転換/同じ材料でごま豆乳鍋(ミツカン)、みそスープ鍋(サッポロ一番使用。締めに麺入れる)など)

豚キムチ(豆腐がなくなったときに)

 

あと、前菜的な一品として、乱切りしたきゅうりに塩昆布とゴマ油であえたやつを時々食べている。

これのほかに単発で作った料理もあるとは言え、約半年間で作った料理のバリエーションがこれだけとは。

 

人生にケリをつける パート2

一年放置していたが、ふと思い立ってまた書いてみることにした。

 

ためになることとか面白いこととか、たぶん書かないと思う。

俺はもやもやをたくさん抱え込みがちな人間なので、ちゃんとそういうのを吐き出す場を作らないと精神衛生上良くない。ツイッターもあるけど、ある程度まとまったテキストの形でしか吐き出せない感情もある。

 そういう場所にしたい。

 

NHKスペシャルで、市川猿翁香川照之のドキュメンタリー。

親子だということを初めて知った。

家族を捨てて芸に生きた父親。

40歳を過ぎて歌舞伎の世界に入ることを決めた息子。

もう何年も、っていうか何十年のレベルで交流がなかった親子が同じ舞台に立つ。

久しぶりに見た市川猿翁はびっくりするくらい精気がなくなってて、もう余命あんまりないんだろうなという感じがした。

そんな状態での指導。そして舞台。

 

稽古の時以外はあまり多くの言葉は交わしていなかったようだが、

それでも二人がこのことにいたく感激していることは十分伝わってきた。

こないだ書いた「自分の人生にケリをつける」という言葉を思い出した。

その言葉そのまんまの状況だと思った。

 

「自分の好きな道を全うする」という文脈とはまた別の、

なんというか「宿命」みたいなもの。

そういうものを引き受けるべきときがいずれやってくるのかもしれない。

 

グダグダの仕事始め

前の晩からマクドナルドに入って原稿書いてたけど、調子出なくて、ものすごい長い時間かけて短いのを一個あげただけだった。

そのまま仕事続けようと思ったけど、眠たさが体を縛り付けて結局一日中グダグダだった。

 

近所の本屋に行って自著を発見。

棚に一冊入っていたのを面出しして並べておいた。

初めてのインタビュー(される側としての)

昼に再放送されていた番組に長州小力が出ていた。

ピーク時には月収2000万あったのに、いまや月収20万。

なのに家賃25万の家に住み、後輩たちに毎夜のようにおごりまくって月の飲食費80万。そのほかにも色々使っていて、それを淡路恵子デヴィ夫人らに突っ込まれるという内容だった。

一応「以前の貯金を切り崩して」と言ってはいたが、そんな生活をやっていたら何年ももつはずがないとは思う。でもそこであえて守りに入らないあたり、意外と芸人っぽいというか変に感心してしまった。

(たくさん使うこと自体、経済的には社会に貢献しているわけだし)

 

夜。自著についてのインタビューを受ける。

ふだんと逆の立場だからというのもあるけど、なんか慣れない感じだった。

死生観について書いた本ではあるけど、じゃあそれで俺が死生観について高説を一席ぶてるかといえばそんなわけはなくて。何に気をつけてインタビューしたか、そういう心構えみたいな話に終始したように思う。