人生にケリをつける
午後に起きて、ご飯を食べながら録画していた「ファミリーヒストリー」出川哲朗の回を観る。
母親がすごかった。
あちこちに愛人を作って家には帰らず放蕩三昧、あげく先物取引で大失敗して会社を倒産寸前にまで追い込んだ父親。そこからは母親が経営を立て直していくのだが、父親はそこから姿を見せなくなった。そんな父親(というか夫)を死ぬまでの最後の期間、引き取って面倒を見るというその気概。
本人はもう亡くなっているので、出川の兄がそのへんの感情を推察して言った、
「自分の人生にケリをつけたかったんじゃないですかね」
という言葉が強く印象に残った。
損得とか、愛憎とか、そういうもので割り切れない感情というのが確かにあるのだろう。
本当に自分の感情に忠実に生きていないとできないことだと思った。